脂肪吸引とは

脂肪吸引とは摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスを調整する普通のダイエットは、体内に蓄積される脂肪を燃焼することで脂肪細胞自体を小さくすることにより体重を減らす方法です。
これでは、一旦体重が減少しても食べすぎでカロリーオーバーになってしまうと、脂肪細胞は再び大きくなり、体重が増えてしまいます。
これが、いわゆる「リバウンド」です。

一方、脂肪吸引は、脂肪細胞自体を減らす方法なので、カロリーコントロールや運動などではなかなか痩せられないという方に効果的ですし、リバウンドの可能性も低くなります。
また、痩せたい部分の脂肪細胞を除去するので、「部分痩せ」が可能。サイズダウンしたい部位のみすっきりさせることができるのです。

細くしたい部位によって、脂肪吸引の適切な手術方法が異なります。気になる部分の脂肪細胞を吸引する他にも、薬品を注入して脂肪を溶かす方法、レーザーを使う方法など様々あります。手術内容とメリット、手術後のアフターケアについては、専門のクリニックで十分に説明を受けることをお薦めします。

部位別の脂肪吸引

手術する部位により、脂肪吸引のやりかた、手術の難易度、アフターケアの注意点などが異なります。 自分の目的を明確にして、必要な脂肪吸引を受けるようにしましょう。
部位別の脂肪吸引について、代表的な方法を説明します。

顔の脂肪吸引

頬やアゴの脂肪を取り除き、顔のラインをすっきりさせることで、「小顔」に見せるのが目的です。耳の後ろから脂肪を吸引します。
手術は比較的短時間で、傷跡もほとんど残りません。脂肪吸引手術後、一週間ほど専用のフェイスマスクでしっかりと圧迫し、緩んだ皮膚を定着させていきます。多少の腫れはでますが、徐々にわからなくなっていきます。

二の腕の脂肪吸引

二の腕のぜい肉だけを落とすのは、なかなか難しいものです。タンクトップやノースリーブをすっきりと着こなすことができる魅力的な腕にするのが目的です。
わきの下や肘の後ろ側から脂肪を吸引します。
手術後の経過は、脂肪吸引の方法や各患者の症状によって異なりますが、手術後一週間程度は、腫れや青あざを生じる場合があり、筋肉痛のような痛みを感じることもあります。腫れや青あざは手術後約四週間程度で解消します。

腹部の脂肪吸引

すっきりとしまったウエストラインを作り出すことが、おなかの脂肪吸引の目的です。
しかし、おなかは、上腹部・ウエスト・下腹部・腰周りと範囲が広いだけに、患者さんごとに手術方法、手術箇所、手術後のケアが異なります。
手術後の腫れや内出血は、一週間程度で徐々に解消します。手術後、一定期間はガードルなどで固定し、定期検査のために何度か通院する必要があります。効果が定着するまで約三ヶ月またはそれ以上を要する場合があります。

おしりの脂肪吸引

タイトなパンツやスカートのおしゃれを楽しむめの、引き締まったヒップラインを作り出すのが、おしりの脂肪吸引の目的です。
おしりの状態によって吸引する場所は異なります。手術後一定期間は、ガードルで固定します。手術後数日間は、痛みを感じること0がありますので、あまり長い時間椅子には座らないようにし、クッションなどでおしりへの負担を減らすようにします。患者さんの状況や手術内容により異なりますが、脂肪吸引の効果が定着するまでに約三ヶ月程度を要します。

太ももの脂肪吸引

おしり同様、タイトなパンツやスカートをはきこなすには、太もものラインも重要です。ぜい肉のない引き締まったラインをつくるのが、太ももの脂肪吸引の目的です。
単にサイズダウンするだけでなく美しいラインをつくることが、太ももの脂肪吸引で重要なポイントです。手術後一定期間は、ガードルや医療用ストッキングを着用し固定します。手術の内容や患者さん個人の状態により異なりますが、腫れや内出血は二週間程度で収まり、三ヶ月程度で効果が定着してきます。

ふくらはぎの脂肪吸引

美脚をつくるのが、ふくらはぎの脂肪吸引の目的ですが、もともと脂肪の少ない部位であるため、手術には高度な技術が必要となります。
ひざの裏などを切開して、脂肪を吸引します。
手術後一定期間は医療用ストッキングで定着させます。他の部位にくらべると、ふくらはぎが細くなったと実感できるようになるまでには、ある程度の期間が必要です。